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報告・連絡・相談(ホウレンソウ)は仕事の動脈、組織の血液

2017年8月10日

今回は、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の基本について一緒に考えみたいと思います。
この内容は継続的に学ぶ必要があり、重要性を常に認識することが大切です。

いろいろな文献等で数多く説明されていますが、今回は
https://allabout.co.jp/gm/gc/297587/
「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)の基本」
美月あきこ氏の記事を参考に学習し、その重要性を常に認識しましょう。

1.仕事をスムーズに進めるために必要
ビジネスマナーの基本である「ホウレンソウ」は仕事の動脈、組織の血液、にたとえられる。仕事をスムーズに進めるために必要なこと、とあります。
つまり、仕事を推進する上で「ホウレンソウ」は必要不可欠なことであるというわけです。そして「ホウレンソウ」は仕事におけるコミュニケーションの基本と言われています。

2.それぞれの目的と必要性
・報告とは、上司からの指示や命令に対して、部下が経過や結果を知らせること。報告をするのは、部下から上司へ、あるいは後輩から先輩へ、という流れになります。
・連絡とは、簡単な情報を関係者に知らせること。そこに自分の意見や憶測は入りません。また、上司や部下にかかわらず、誰もが発信側にも受信側にもなります。総務や人事から全社員に向けての連絡やプロジェクトリーダーからメンバーだけに向けた連絡など、様々な連絡があります。
・相談とは、判断に迷う時や意見を聞いてもらいたい時などに上司や先輩、同僚に参考意見を聞き、アドバイスをもらうことです。

3.ホウレンソウのそれぞれの心構えと要点・注意点について
3.1 「報告」
まずは「報告」についての心構えと要点・注意点、
・相手の都合を確認する
・指示した上司に直接報告する
・重要な報告はすぐに行なう
・結論を先に伝える
・「事実」と「意見・憶測」は分けて報告する
・口頭か文書での報告かを選ぶ
・こまめに報告する
・ミスやトラブルはすぐに報告する
・報告する際にメモを持参する

3.2 「連絡」
次に「連絡」です。
連絡は伝える相手が上司や同僚、部下にかかわらず、あなたが発信者になったり、受信者になったりします。連絡したり、連絡を受けたりする際の心構えと要点・注意点を説明します。
・曖昧な言葉は使わない
・内容に関係なく迅速に連絡する
・連絡すべき順番を意識する
・関係者全員に伝える

3.3 「相談」
相談は報告や連絡と違って、相手からの意見も頂戴するので時間を要します
・疑問が生まれたら相談や質問
・最初に相談するのは直属の上司
・アイデアやプラン変更は準備を整えてから臨む

4.最後にまとめとして
失敗した時は報告しにくいものですが、叱責されることを覚悟して、即報告するよう心がけたいものです。
また、分からないことがあったときは、たとえ、こんなことも分からないのかと見下げられようが勇気を持って相談し教えてもらいましょう。それが、ストレスがたまらないコツだと思います。

よくビジネスマナーの基本は、相手に対する思いやりであるとも言われています。
自分の心に余裕がないときは、思いやりどころか投げやりになりがちで人間関係もぎしぎししてしまいます。

日々、こころ(心)の器を拡げる努力を継続することで、自分の心にゆとりが生まれ人間関係もうまくいき、仕事がうまく回りだすのだと思います。
「ホウレンソウ」を極めることで、仕事も人生も良き軌道に乗せていきましょう。
蒲生記