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お客様第一主義を誠実に実践すること

2017年6月1日

最近は働き方改革が連日話題になっています。
今回は「お客様第一主義を誠実に実践すること」を取り上げてみます。
働き方改革のキーワードとして「全従業員の物心両面の幸福を追求する」と
「お客様第一主義を貫く」の両面から考えてみました。

1.お客様第一主義を貫く、について京セラ社のエピソードがありますのでご紹介します。
(参考文献)http://www.kyocera.co.jp/inamori/profile/episode/episode05.html
-エピソードから
 1966年 IBMよりサブストレートを大量受注
 ・・・
 しかし、IBMからの技術的な要求は高く、当時の京セラでは簡単に作れるものではありませんでした。
 ・・・
 厳しい仕様を満たすために必要な設備導入を行った他、昼夜を問わず試作品の開発、量産化のために努力を重ね、全員が心をひとつにして取り組んだ結果、不可能と思われた製品もお客様に無事納品することができたのです。
-お客様第一主義
 この成功は京セラの売上を大きく伸ばしただけでなく、京セラの技術力、生産力、品質管理能力を大きく進歩させました。
 また、米国大手企業と取引があるということで信用力が高まり、海外だけでなく、日本の大手企業からも注文が舞い込んでくるようになりました。
 お客様に満足していただけるようにと懸命に努力した結果が、技術的な進歩をもたらすとともに、事業発展の契機となったのです。

うーむ、すごいですね

2.ここで、お客様第一主義とはなにか?について述べてみたいと思います。
お客様第一主義の目的は、お客様の課題を解決することであると言われています。
お客様の課題を解決するために、受注に対しては満足のいく納品をするため相応の努力が必要となってきます。
そして到達点としては次の3つがあげられます。
・お客様に喜んでいただく、、。
・お客様に満足していただく、、。
・お客様に笑顔になってもらう、、。
同時に、従業員にも物心両面の幸福(喜び、満足、笑顔、、。)をもたらす必要があります。

では具体的にお客様第一主義を誠実に実践するには、その姿勢として幾つかあげてみますと
・お客様第一主義とは、お客様のパートナーとしてお客様やユーザに納得していただくこと
・お客様第一主義で業務推進、提供に努めること
・お客様のニーズに対して徹底的にチャレンジしていくこと
・納期や品質を守ること
・実現する際のリスクやコスト等を明確に説明し納得してもらうこと
などなど。

3.もし一方だけ満足する結果となったり、両方が満足に至らなかったとしたら真のお客様第一主義とは言えないと思います。
お客様および従業員の二方満足すること、そして社会を含めて三方満足することが願われています。
そのためには、働きやすい環境、信頼関係、労働時間の短縮等の働き方改革を進めていくことが大切です。
働き方改革については後日掲載したい内容ですね。

以上、今回は「お客様第一主義を誠実に実践すること」について述べてみました。

これから暑い季節に入ってきます。なにはともあれ健康あってのことです。
日々体調管理に気をつけてまいりましょう。蒲生記