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真の人間になるため

2017年5月10日

学校も企業等で働くことも目指すのは真の人間になるため。

1.最初に、朝日新聞の “折々のことば” (2017.5.10)を紹介します。
私どもは、学校を知的修練の売り場とは決して考えなかった。内村鑑三
「修練を積めば生活費が稼げるようになるとの目的で、学校に行かされたのではなく、真の人間になるためだった」と続く。
教育は、これに精進すればこんな見返りがあるという論法でなされるものではない。次の世代が正しく、そして確実に生き延びられるよう、自らのもてるあらゆる知恵を伝えることにある。明治のキリスト教思想家の「代表的日本人」(鈴木範久訳)から。とあります。

学校について、内村鑑三が述べておられる ”学校は生活費が稼げるようになるとの目的でなく真の人間になるため!” の考え方に強く共感しました。

2.次に、働き方 ― 「なぜ働くのか」「いかに働くのか」(稲盛和夫著)の内容から。
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・「よく働くことがよい心をつくる」「よき仕事はよき心から生まれる」
・成功の要因に「ひらめき」や「才能」が占める割合はたった1%にすぎず、残りの99%は「地道な努力」や「汗をかくこと」によるものです。
 一つのことに焦らず、腐らず、打ち込む。そして何があろうとも屈せずに続けること。それが人間をしっかりと作り上げ、さらには人生を実りあるものにしてくれるのです。
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人生の成功の要因は、99%は「地道な努力」よく働くことがりっぱな人間を作り上げ、人生を実りあるものにしてくれる、とあります。

う~んどちらもなるほどナルホド腑に落ちました。
真の人間、りっぱな人間になるために日々こつこつ努力し続け、額に汗して進んで行くことが大切であると肝に銘じたところです。蒲生記